こんにちは、むあです。
今回は、宝塚歌劇団の花組公演『激情』をライブ配信で観劇した感想をお話ししていきます。
『激情』をはじめて観たのは、星組の柚希礼音さん、夢咲ねねさんが主演の公演で、強い衝撃を受けた記憶があります。宝塚で何度も再演されている伝統的な作品なので、今回の花組公演の感想をしっかりお話していきますね。
宝塚花組『激情』作品の感想
『激情』は良くも悪くも宝塚らしくない作品ですよね。初演で主演をされた姿月あさとさんと花總まりさんはかなりの挑戦だったと思います。でも、刺激的なシーンが多いので、個人的には宝塚をはじめてみに行く人や家族連れで行く人にはおすすめしないかな。
物語としては、愛を求めるホセと自由をつらぬくカルメン。どっちに共感するか意見が分かれそうですが、私はカルメン派です。自由を奪われるのは耐えられないし、久しぶりに『激情』をみたら、ホセの異常さにびっくりしました。何人もあやめて、最後にはカルメンまで。共感できるところがなさすぎました。
宝塚花組『激情』主要キャスト別の感想
【宝塚花組キャスト別の感想】永久輝せあさん（ドン・ホセ役）
のびやかな歌声で、舞台の真ん中に立つのが似合う人ですね。実際に劇場で聴いたらもっと感動するんだろうなと思いました。
『激情』のホセは心情の移り変わりが激しい難役だと思いますが、表情や声色から繊細に気持ちが感じられて惹き込まれるお芝居でした。
【宝塚花組キャスト別の感想】星空美咲さん（カルメン役）
カルメンの印象が星組の夢咲ねねさんだったので、星空美咲さんが演じると知ったときは正直イメージが湧きませんでした。
でも、『激情』のセリフの発声、ダンス、歌どれも素晴らしかったです。ベイビーフェイスなので、役に近づけるのに苦労されたのではないかと思いますが、フラメンコの激しいダンスシーンなど、カルメンを演じることの覚悟のような気迫を感じました。
【宝塚花組キャスト別の感想】凪七瑠海さん（プロスペル・メリメ／ガルシア役）
日ごとに変わっていくホセを心配に思うプロスペル・メリメと、対照的なキャラクターのガルシアを見事に演じていました。
ガルシアの登場シーンは貫禄が素晴らしくて、これは専科から芸達者なかちゃさんが参加してくれたからこそ見れた場面だなと思いました。
宝塚花組『激情』注目キャスト別の感想
【宝塚花組キャスト別の感想】侑輝大弥さん（モラレス役）
新公主演も務めている侑輝大弥さんですが、立っているだけでも存在感がありますよね。オーラというのか、お顔の彫りが深いからか舞台栄えする方なので、今後も楽しみな役者です。
【宝塚花組キャスト別の感想】美里玲菜さん（エステル役）
スタイルが良くて綺麗な娘役さんがいると思いお名前を検索してみたら美里玲菜さんでした。花組はあまり生徒さんを把握しきれていないので恐縮ですが、元星組トップ娘役の綺咲愛里さんの妹さんなんですね。
まとめ：【宝塚】花組『激情』ホセに共感できない独身女の感想
宝塚歌劇団の花組公演『激情』の感想をお話ししました。他の組と比較すると観劇経験が少ない花組さんでしたが、実際に劇場で観たいと思うほど素敵な公演でした。
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