【宝塚】星組トップ娘役「舞空瞳（なこちゃん）」の退団発表に思うこと

こんにちは、むあです。

本日2024年4月7日に宝塚歌劇団の星組トップ娘役「舞空瞳」さんが退団を発表されました。

ご本人の決断ということで、応援する気持ちがある前提にはなりますが、素直な思いを書き残そうと思います。

星組トップ娘役「舞空瞳（なこちゃん）」の退団発表に思うこと

なこちゃんが退団するという記事をはじめてみた瞬間の感想は「やっぱりか、、」というものでした。

この間更新した星組公演『RRR』の感想ブログ「【宝塚】星組『RRR』『VIOLETOPIA』の感想！完成度はインド映画の原作超えか？ - むあブログ」でも次の通りお話ししていたのですが、なんとなく退団するのではないかという予感はしていたんです。

願望込めて、なこちゃんのジェンヌさんとしての姿をできる限り長く見続けたいです。お願いします。

ではなぜ退団を予感していたかというのは、どこからか情報を聞いたとかそんなことではなく（そんな人脈も何もないので）、『RRR』の公演のフィナーレで最後大階段を降りてくるなこちゃんの姿が退団を決意している人の出す雰囲気そのものだったからです。

宝塚でいろいろな退団者の方を見ていて、退団を決意した人にしか出せない輝きや幸福なオーラがあると思っていました。でもそれは、退団を発表した後、退団公演で感じることが多かったのですが、『RRR』の最後に金髪のふわふわヘアーで大階段を降りてくるなこちゃんがあまりにも幸せそうで、「もしかしたら退団してしまうかもしれない」と直感で思ってしまいました。

本音を言えば、それが当たってほしくないという思いでいました。私が贔屓にしていたのは宙組の元トップ娘役の潤花ちゃんで、卒業後は宝塚への観劇頻度が少しばかり減っていたように思います。

ですが、それでもなこちゃんがいる星組公演は楽しみに見ていましたし、なこちゃんが出ている宝塚の番組も見ていました。入団からダンスの実力などが優れた成績優秀者で、早くから礼真琴さんという超実力派の方とコンビを組むトップ娘役になり、大きな期待の中で葛藤や悩みがたくさんあったのではないかと思います。それでも、いつもキラキラの笑顔で、トップ娘役歴が長くなっても謙虚な姿がだいすきでした。

星組は同時退団が多いので、礼真琴さんと一緒に退団すると思い込んでいたし、勝手にまだまだ長い間、なこちゃんのジェンヌさんとしての姿が見れると思っていました。

こっちゃんよりも前に退団することを決めて、それを伝えるのはどれほど辛かったかと思うと、胸が苦しくなります。もちろんこの先の人生を考えての素晴らしい決断ではあるので迷いはないと思いますが、ファンとしては心を整理するのにもう少し時間がかかりそうです。

でも、ただクヨクヨしていても退団の日は1日1日と迫ってくるだけなので、早く心を整えて、なこちゃんのジェンヌ人生を最後まで応援したいという気持ちが強いです。