【宝塚】月組『フリューゲル』『万華鏡百景色』千秋楽の感想！ショーに大感動

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こんにちは、むあです。

今回は、宝塚月組公演『フリューゲル −君がくれた翼−』『万華鏡百景色（ばんかきょうひゃくげしき）』宝塚大劇場の千秋楽をライブ配信で観劇した感想をお話ししていきます。

月組の観劇は久しぶりだったのですが、『フリューゲル』はユーモアもあって面白く好きな作品になりました。『万華鏡百景色』は今まで見たショーの中でもトップレベルで見応えのある素晴らしい作品だったので、感想をしっかりレポートしていきます。

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東西ドイツというテーマで重い話かと思いましたが、平和コンサートの開催という要素もあり、比較的ポップに描かれていたので見やすい内容のミュージカルでした。主人公ヨナスの母親への葛藤がどうなるのかと心配でしたが、最後はハッピーエンドで安心しましたね。

間違いなく面白い物語ではあったのですが、強いていえばヨナスとナディアの恋愛模様をもう少し濃く見たいなと思いました。

また、舞台の構成としてはベテランから若手の生徒さんまでちょこちょこ出番があったので、色々な方を知るきっかけにもなりましたね。個人的には「赤と黒」から気になっている天紫珠李さんと白河りりさんの演技に引き込まれたので、他の作品も見てみたいです。

演出家・栗田優香さんの大劇場デビュー作ということですが、最っっっつ高に見応えのある素晴らしいレヴューでした。

時代によって場面がどんどん移っていくのですが、衣装も華やかで物語性もしっかりありましたね。カジュアルな和服やレトロなかわいいファッションからクラシックな大人っぽい衣装まで、どれもツボでした。

銀橋でのラインダンスや豪華すぎる客席降りは、劇場でぜひとも見たいと思いました。ショーとしての完成度がとても高い作品だったので、再演希望ですね。

月城さんが真面目で堅物な役、海乃さんが破天荒なおてんば娘の役という組み合わせが大好物なので、『フリューゲル』はどんぴしゃ好きな作品でした。おふたりは大人なトップコンビなので、お互いにまっすぐ向き合っている姿勢が素敵だなと思っています。

月城さんの歌声はいつ聴いてものびやかで包まれるような温かさがあります。人と調和しやすい声だと思うので、ハーモニーも素晴らしく聴き入ってしまいました。

勝ち気でおてんばな女性を演じるのが上手な海乃さんなので、『フリューゲル』のナディアというお役もよくお似合いでした。演技も上手い方なので、破天荒なことをしても変に浮かないんですよね。

『フリューゲル』ではナディアの派手な衣装も見どころでしたが、海乃さんは手足がすらっと長いので完璧に着こなしていました。

スーツ姿とコート姿がかっこよすぎて悶絶レベルでした。ベテランの2番手さんがいると、作品の安定感がすごいですよね。

鳳月さんは歌声が力強く、低い声でもセリフがはっきりと聞こえるのが素晴らしいと思って拝見しています。

『フリューゲル』では終始冷静な役どころでしたが、唯一ヨナスがナディアの部屋にいて動揺を隠せない様子が見られたので、かわいいなと思いました。

最初に登場したときはただのコミュ力が高いマネージャーなのかと思いましたが、只者ではない感じがして「この人は良い人なのか？悪い人なのか？」とそわそわさせられましたね。

結果的には良い人で、東西ドイツの平和を守るために活動している方だったので安心しました。頭はきれるし爆発物は処理できるしすごい人でしたが、風間さんがマネージャーの雰囲気と上手に区別して演じられていました。

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宝塚歌劇団の月組『フリューゲル −君がくれた翼−』『万華鏡百景色』の感想をお話ししました。ストーリーも面白くて大好きな作品になりましたね。素敵な観劇の時間をありがとうございました。

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